小澤忠恭・湘南左右録 其の四



国府新宿から国府津の山道へ
-東海道を歩く-

音楽:撰 和彦


上の映像はYouTubeへのリンクです。画質を720p HD にしてご覧下さい。

 国府新宿、大磯警察署そばの旧東海道に江戸から十七里の道標がある。そこからスタートして小田原まで歩いてみようと思った。ただ歩いてもつまらないので、三十歩歩くたびに一枚写真を撮り、また人と話をしたり出会ったものが面白かったら写真を撮って、それをただ時系列で無作為につないでムービーにすることにした。ある晴れた午後に出発したが、おもったより沢山の写真を撮ることになり不覚にも電池が切れた。

 次の日、五十歩に一枚に変更し、予備の電池も忘れずに持って再トライした。三時間程歩いて国府津の駅前までくると、急に予定を変更したくなった。町中を歩いて小田原の駅前まで行っても面白くない。それより以前から東海道線の車窓から見て、一度登ってみたいと思っていた国府津駅の裏山に行く事にした。車窓から見るに、いかにも小田原の町が一望できそうで、その向こうに箱根の山々、また富士を見ることができそうな景勝地に思えたのだ。

 山の上は蜜柑畑で、そこで畑の手入れをしていたお年寄りが蜜柑をくれた。それと国府津の駅前で買った駅弁「こゆるぎ弁当」を道ばたに座って食べた。眼下は予想通りすばらしい眺めだった。

 音楽は例によって撰和彦さん、是非ワルツでとお願いして作ってもらった。

 カメラは OLYMPUS PEN E-P1 レンズは ELMARIT-M 28mm

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