上の映像はYouTubeへのリンクです。

2012年9月、α−99の発売時に、東京銀座のソニービル8階のオーパスでトークショーを行い、200インチの大画面で上映したムービーです。

 今回のロケは、着物の女性を歴史ある街道筋の宿場町で撮ろうというアイデアから始まり、ロケ地は木曽路の奈良井宿に、モデルはオーディションの結果、LINNちゃんに決まり、暑い盛りの八月に現場に乗り込みました。 いよいよ一眼で撮るムービーも本格的になって、劇場本編まで行けるかという画質なので、本格的ムービー用のユニットでα−99を武装してのロケです。

 和風の女性。山間の小さな宿場町の情緒を、暗い感じにはしないで、淡い色調で表現したい。今のデジタルカメラは発色や色乗りが良いけれども、淡い情緒がうまく表現できるか。そんな挑戦もするつもりでした。 結果は真夏の強烈な日差しの中でもうまくコントロールすれば、淡い世界が描けることがわかりました。勿論、LINNちゃんの演技力、スタイリスト、ヘアメイク、照明等スタッフの力も大きい。 こういう撮影は皆の力が寄り集まって、やっと一つの世界ができて行く。現場は大変ですが、そこが本当に楽しいのです。

 このムービーは、SONY公式のHPで公開されていますが、FLASH movie を使っているため、うまく見られないとのメールをいくつかいただいたので、オザワの独断でこちらにアップしてみます。
 音楽は例によって撰和彦さんの書き下ろし。 カメラは勿論 SONY α−99。使ったレンズ達はエンドロールに出てきます。